6月の園だより

6月暗唱聖句

「息あるものはこぞって、主を賛美せよ。ハレルヤ。」(詩編150編6節) 

園長 本田栄一 

        

今年も、神学校の学生の皆さまにお願いして畑の土を起こすところから、肥料をまき、畝にマルチをかけて、植える穴をあける作業を手伝っていただきました。ご協力を感謝します。

 

さて、6月の聖句は、新しいいのちが再生する季節にふさわしい箇所が詩編から選ばれています。毎年、春から夏にかけていのちは再生していきます。新しいいのちの再生に喜びと恵みを感じるこころを子どもたちと分かち合います。

クローバーの会主催のタケノコ掘りも、お父さん有志の参加を得て、竹林を整理していただきました。タケノコの成長も、毎年、微妙に変化しています。今年は例年に比べて収穫量が少なかったようです。前年度の雨量と相関するとの見方もあるようです。私たちの周りの自然の営みも、さまざまな環境の変化や影響下にあることがわかります。

 

ところで、あちこちで環境の異変が報告されています。クマが人里までおりてきて、餌を求めているニュースや、イノシシやシカの被害を訴える声が里山に住んでいる住民から上がっています。今月の聖句にあるように、単純に自然の恵みに感謝して、「主を賛美せよ!」と叫んではいられない状況が全国各地で起こっています。

 

長い時間をかけて生態系が維持されてきた環境が大きく損なわれる事態が発生し、その影響を受けた動物たちがあちこちで自らのテリトリーを拡大して、いままでとは異なる行動に出て人間の生活圏に入ってこざるを得ない状況が生まれています。

温暖化による環境破壊は世界各地で多くの被害をもたらしています。子どもたちの将来を左右する問題でもあり、子どもたちの健康と生活を守るためにも、環境問題について関心をもち、知識を蓄え、学んでいきましょう。

 

 

 


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