子どもたちが草むらにしゃがみ込むとき、どんなものと出会っているのでしょうか。手を伸ばした先に何が待っているのでしょうか。私たち保育者も、一緒にわくわくできる存在であれたらなと思います。子どもたちの真剣なまなざしが眩しいです。 お弁当のデザートに桑の実をいただいた日。年長さんは黒くなったものが甘くて美味しいことをよく知っていて、たくさん食べていました。初めて食べる人は「皮を剥くの?」「ここ(軸)も食べていいの?」「これおいしいやつかな?」といくつも質問をした後に、そーっと口にしました。しばらくして・・・「おいしいっ!」目を見開いて口をもぐもぐさせながら、うれしい発見をした時の表情が忘れられません。 自然の恵みは、おままごとをより楽しくしてくれます!木の実や落ち葉を様々な材料に見立ててお料理するととびきり美味しいご飯が出来上がります。!どんなメニューだって作れてしまいます。さぁ、みんなで召し上がれ♪ シロツメクサが満開のグラウンド。静かな場所でお友だちとお花と虫と・・・。おとなの耳には聞こえないけれど、楽しいおしゃべりをしているのでしょうか? 木漏れ日が気持ちいい竹林。ドキドキしながら斜面を降りたり、何度も滑って泥んこになりながらも力強く登ったり。少し大きくなったタケノコ探しも楽しみました。訪れた日はとても暑い日でしたが竹林に一歩足を踏み入れると涼しさが感じられて子どもたちも元気に過ごすことができました。 春から見守ってきたおたまじゃくしの成長。カエルになって巣立っていきました!年長さんの一人が「めだかじゃくし(おたまじゃくし)は足が生えてから、その後にしっぽがなくなるんだよ。しっぽがなくなったら本物のカエルなんだ!」と教えてくれました。神学校を訪れる度に楽しんだ池の観察。幼稚園でもカエルの絵本を読んだり、カエルの製作をしたり、カエルブームが起きていました。嬉しい出会いに感謝です。 子どもたちが、見つめ覗き込む先には、ビオトープがあります。小さな生き物たちの成長を見守ったり、新しい発見はないか、生き物たちはどんな動きをするのか、顔を近づけてじーっと観察しています。これまでもオタマジャクシやカエル、ヤゴなどの嬉しい出会いがありました。子どもたちが何かを見つけ惹き込まれていく姿は、とても魅力的です! 雨が降っても長靴はいてレインコートを着て外へ出かけます。雨音に耳を澄ませたり、雨粒がついた葉っぱがキラキラしていて素敵です!雨の日ならではの出会いを求めて出発です。お友だちと一緒に入る傘も楽しいね。 神学校へ出かけると空っぽだった虫かごが宝物になって帰ってきます。夏ならではの生き物との出会い、嬉しいね!