5月の園だより

5月の暗唱聖句
「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます」
(コリントⅡ4:18)

園長 本田栄一

「こころで見なくては、物事はよく見えない。肝心なことは目に見えない」
よくご存知の『星の王子さま』の一節は、普段の生活のなかで「見えるモノ」に頼りがちな私たちの目の付け所がどこを向いているか問いかけています。
振り返ってみると、私たちの考え方や見方がいつの間にか「モノの支配」で埋め尽くされていないか。モノに囚われてしまうとヒトをヒトと認知せずにモノとして見てしまわないかと常日頃から心配しています。

 子どもに対しても、外から判断し、決めつけてしまっていないでしょうか。
なぜ、反抗的になるのかという動機を見ないで外面だけで判断していないか。
原因は自分にあるかもしれないと思い至らずに責任を転嫁していないか、省みる視点を与えてくれるのが「見えないもの」に目を留めるという気づきではないでしょうか。
普段の人間関係においても「見える範囲」で相手をわかったつもりになって決めつけていないでしょうか。見えるものはわかりやすいのでついつい見えるもので判断しがちです。しかし、「見えないもの」に目を留めて、内面のこころにも目を注ぎましょう。パウロのことばの指し示す意味は人生を深いレベルから読み解く示唆に富む警句とも言えます。

「神に愛されている子ども」という聖書のことばは子どものなかに隠されている価値に目をとめるように気づくことを促しています。今年も、聖書のことばに傾聴しながら、子育てのヒントを学んでいきましょう。


コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

ページ先頭へ