2016年9月の園だより

9月の聖書のことば
「平和な人には未来がある」 詩編 37編 37節

園長 本田栄一

今年の夏休みは、テレビの前でオリンピックの放送を見ながら過ごした人が多いのではないでしょうか。体操や、水泳、陸上で活躍する選手を応援したひとも多いと思います。オリンピックを目指して、努力を重ねてきた選手の輝きは素晴らしいでした。

さまざまなスポーツの世界大会があるなかで、オリンピックは競うよりも「参加すること」に意義があるといわれてきました。政治の世界では対立している国同士も、お互いに仲良く、スポーツを通して交流する。それがあの五輪旗に込められている願いであることをご家庭でもお子様と一緒に考えてみることも、オリンピックを振り返るよい話題提供になると思います。

オリンピック憲章には「オリンピズムの目標はスポーツを人間の調和のとれた発達に役立てることにある。その目的は人間の尊厳の保持に重きをおく、平和な社会を推進することにある」とあります。

096391今回も、大会中、転倒した選手に選手同士がお互いに手を貸しあい、助け合いながら、最後尾でゴールした女子5000メートル予選がありました。ただ競い合うのではなく、お互いに相手を気づかい、励ましあいながら交流を深めるオリンピックのめざしている精神にふさわしいエピソードでした。

4年後、東京で開催されるオリンピックでは世界中から、人びとが集まり、スポーツを通して交流し、個人の人権が尊重され、尊厳性が守られる大会になるように願っています。開催国の責任として競技場の準備も必要ですが、それ以上に人びとがテロに脅えるのではなく、安心して生活できる平和な社会を用意することが最大のおもてなしにつながるのではないでしょうか。

 

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